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模範射礼


「定めの座の礼」(基準の礼)
「的前射礼」と言われる正式作法の場合に行う所作であり、競技会あるいは一般審査会では立った状態で”拝礼”するのが一般的です
「矢番え(やつがえ)」
一手(ひとて)(甲矢ハヤ・乙矢オトヤの二本)を持って射位に座る。甲矢を弓の弦にかけ、乙矢は矢羽を的の方向に向け二本の矢を平行に両手で保持する
「胴造り」
矢番えから立ち上がり、顔を的に向けて”射位”が中心になるように両足を開く(足踏み)。その後正面(脇正面)に向き、上体を正しく安静におき腰を据え右手を腰の辺りにとる。
「打起こしから大三」
矢・弓を一体として正面から打起こす。その後矢が的に向かう様に左の腕を伸ばし、腕のポイントと的の中心に標準を合わせ”気”を充実させていく。
「会」
射礼の最大の山場。精神・身体・弓矢が一体となり、左右の腕で弓・矢を開き、”満を持し”気迫をたたえ矢を放つタイミングを図る。
「離れ・残心」
気迫を込めて自然に矢が放たれた後、姿勢を崩さずなお且つ気力に溢れた美しさが残る。


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